Japan-Expert(学士)プログラムは、日本国内または母国等における日本関連企業での就職を希望する留学生のためのプログラムです。日本の文化・社会を理解し、日本マインドを持った留学生の育成を目的としています。
本プログラムは、本学が文部科学省スーパーグローバル大学創成支援事業に採択されたことを契機として計画されたものです。日本に興味・関心を有する留学生を対象に、4つのコース(アグロノミスト養成コース、ヘルスケアコース、日本芸術コース、日本語教師養成コース)を開設しています。
高度な日本語能力を習得の上、日本の文化・社会を理解し、農業、ヘルスケア、日本芸術、日本語教育のいずれかの専門性を身に付けた、各専門分野における問題の発見・解決を日本語により可能とする専門知識と思考力を有する人材を育成します。
本プログラムでは、日本語能力の要件を緩和し、これまで日本語能力不足で受験できなかった学生にも門戸を開きました。入学後半年間は日本語教育を集中的に行います。将来的に母国と日本の橋渡しとしての役割を果たし得る学生の入学を期待しています。
プログラム概要 紹介動画
Japan-Expertプログラムの特徴
① 専門性を身につけるための4つのコース
Japan-Expertには、留学生に専門性を身につけてもらうための4つのコースがあります。留学生向けの学士プログラムはN1レベルを出願要件とする場合が多いですが、Japan-ExpertプログラムはN2、N3レベルでの出願も可能です。
コース(開設学群・学類) | 取得学位 | 日本語能力試験 出願レベル |
---|---|---|
アグロノミスト養成コース(生命環境学群 生物資源学類) | 学士 (農学) |
N3以上 |
ヘルスケアコース(医学群 看護学類) | 学士 (ヘルスケア) |
N3以上 |
日本芸術コース(芸術専門学群) | 学士 (芸術学) |
N3以上 |
日本語教師養成コース(人文・文化学群 日本語・日本文化学類) | 学士 (日本語教育) |
N2以上 |
② 集中日本語教育
Japan-Expertプログラム生専用の集中日本語授業を開設します。学生は、入学後半年間は集中的に日本語を学び、専門科目等を受講できる日本語能力の向上を目指します。日本語教育は、文法・漢字・聞く・話す・読む・書くといった総合的な運用能力を高めるために、日本語教育専門の教員が担当します。また、「専門日本語」として、各コースの教員が担当する授業も開設しますので、集中日本語教育期間終了後には、各コースの専門科目の受講がスムーズになります。
③ 現場力・実践力を育成するインターンシップ
インターンシップを必修とすることで、現場力・実践力が身に付けられます。日本国内における就職も視野にいれつつ、外部機関とも連携を図りながら、各コースの専門に即した現場体験を行います。